「昔から映画は好きだけど、映画館が遠くてなかなか見に行けない・・」「気兼ねなく自分の見たい映画を楽しみたい!」そんなシニア世代の皆さんは、動画配信サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
わざわざ映画館に行かなくても自宅にいながら映画を楽しむことができるので、いつでも気軽に大好きな映画を鑑賞することができますよ。
今回は、定年後のシニアが家で映画を楽しむためのオススメ動画サービスをご紹介!シアター気分で鑑賞できる充実アイテムも厳選してご紹介していきますので、ぜひ参考になさってみて下さいね。
そもそも動画配信サービスとは?視聴には何が必要?
動画配信サービスとは、ビデオ・オン・デマンド(VOD)とも呼ばれ、インターネット回線を使って動画を視聴できるサービスのことです。映画はもちろん、ドラマやアニメ、スポーツ、音楽、バラエティなどさまざまなジャンルの動画を見ることができます。
動画サービスを視聴するには、大容量のデータを適切に処理できる光回線などの高速インターネット回線が必要になり、動画サービスを見るための端末も必要です。
最近では「スマートテレビ」といって、端末がテレビに内蔵されているものもありますが、内蔵されていない場合は「Fire TV Stick」や「クロームキャスト」などを使ってスマートテレビ化することで視聴が可能になります。
動画サービスがシニアにオススメな理由
動画サービスがシニアにオススメな理由として、新作・旧作問わずに視聴できる点があげられます。
動画サービスは新作はもちろんのこと、旧作も豊富にラインナップされています。青春時代に見た映画やドラマ、自分に取って思い出深い作品を探して視聴することができます。この点は映画では解決できない部分なので、動画サイトならではといったところでしょう。
また、いつでも好きなときに見ることができ、楽な姿勢で視聴できるのも動画サイトのメリットといえ、シニアにオススメの理由と言えます。
映画館は一度座ってしまうとなかなか席を立つことができません。トイレに行きたくなってしまったり、長く座っていると腰が痛くなってしまったりと、シニアにありがちな不安点も解消することができます。
定額料金制を設けているところがほとんどなので、一定額を支払えば動画が見放題!好きなだけ映画やドラマ、アニメなどを見ることができますよ。
シニアにオススメの動画サービスは?
一昔前までは限られた数だった動画サービスですが、現在ではたくさんの動画サービスがあり、どれを選んで良いか分からないものですよね。
ここでは、シニアにオススメの動画サービスを3つご紹介していきます。それぞれに特徴があるので、ぜひ、ご自身に合った動画サービスを見つけるヒントにしてみて下さい。
U-NEXT(ユーネクスト)
U-NEXTは株式会社USENが2007年に開始した動画配信サービスです。2010年から独立し、現在に至るまで株式会社U-NEXTが運営しています。
日本動画配信サービスの先駆け的な存在で誰もが使いやすいサービスに徹底しており、電子書籍も読むことができるなど、他の動画サービスにはない独自のサービスを提供しています。
見放題の作品数ダントツのNo.1!
U-NEXTの最大の特徴は見放題の作品数の多さです。
見放題の作品数は何と脅威の190,000本以上となっており、もちろん、その中には最新作も含まれているので誰もが楽しめる動画サービスとなっています。
「ないエンタメがない」がキャッチフレーズとなっていますが、その言葉を地で行く作品数の多さですよね。これだけ作品数があるので穴がなく、さまざまなジャンルの作品を視聴したいという人にオススメと言えそうです。
「用心棒」や「7人の侍」など時代劇の不朽の名作もライナップされており、時代劇ファンも必見!?
国内シェアNo.1!
U-NEXTは動画配信サービスの国内シェアNo.1の実績があります。
先程から触れているように、とにかく作品数が多いので見たい動画が必ず見つかるという点も大きく貢献していると言えますが、その他にも、無料トライアル期間が31日間も設けられている点も外せません。
無料トライアルは2週間程度のところが多く、丸々1ヶ月間というのU-NEXTだけではないでしょうか。どこまでも、利用者目線でサービスを行ってくれるからこその数字なのかもしれませんね。
毎月1,200円分のポイントが貰える!?
U-NEXTは、月額使用料金が1,990円(税抜)ですが、毎月1,200円分のポイントが貰えます。
そのポイントは課金が必要な最新作の映画のレンタルや漫画の購入に使うことができるので、追加料金が発生することなく新作を見ることができます。
ポイントは最大90日まで持ち越しが可能なので、見たい作品が出てくるまで取っておけるのも嬉しいポイントです。
Hulu(フールー)
HuluはHJホールディングス株式会社が運営する動画配信サービスです。2011年にサービスを開始し、2014年には日本テレビのグループに加入しました。
視聴可能なコンテンツ数は60,000作品となており、ドラマの放送直後に続編やスピンオフなども配信しているので、そのあたりで聞き馴染みがある人は多いのではないでしょうか。
⇒Hulu
日本テレビ系の番組に強い!
先程も触れましたが、Huluは日本テレビグループとなるので、他の動画サービスよりも日本テレビ系の番組配信が豊富といえます。
例えば、トリックやハケンの品格、あなたの番ですなど、過去に日本テレビ系列で放映されたドラマや、月曜から夜ふかし、有吉の壁などの日本テレビ系列の人気バラエティ番組も揃っており見応え十分です。
画質の良さに定評
Huluは画質の良さに定評があり、キレイな画質で動画を楽しむことができます。
「ブルーレイ並の画質の良さ」と評されており、例え通信速度が低下してしまってもその速度に合わせた最適な画質に自動調節してくれるので、ストレスなくく視聴することができます。
月額料金がリーズナブル
Huluの月額料金は1,026円(税込)とリーズナブルな価格で利用することができます。映画館に足を運ぶと1回1,200円前後かかりますから、それを考えるといかにお得か分かりますよね。
もちろん、追加料金は一切かからないので、お財布にやさしい動画サービスと言えるでしょう。なお、Huluストアでの作品は対象外となり、別途料金が発生します。
視聴方法が多い
Huluはさまざまなアイテムで視聴が可能なので、いつでもどこででも楽しむことができます。
視聴可能なアイテムとしては、テレビ、パソコン、スマートフォン、タブレット、ゲーム機(プレイステーション4など)となっており、気に入った番組をダウンロードすることもできるので、外出先でも視聴が可能です。
NETFLIX(ネットフリックス)
NETFLIXはアメリカの動画配信サービスで、日本では2015年から配信サービスが始まりました。世界190カ国以上で約1億3,000万人の人が利用していると言われる、世界最大級の動画サービスです。
映画やドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなど、幅広いジャンルを配信しています。
選べる3つのプラン
NETFLIXでは3つのプランがあり、動画の画質や同時に視聴したいデバイス(機器)の数、ダウンロードしたい数に合わせて選ぶことができます。
ベーシックプランは、その名の通り一番ベーシックなプランとなっており月額800円(税抜)となっています。同時に視聴できるデバイスやダウンロードできる数は1つのみで、通常画質での視聴となるのでHD(高画質)動画や4K動画を見ることはできません。
標準プランは月額1,200円(税抜)で、同時に視聴できるデバイスやダウンロードできる数は2つまでとなっています。HD(高画質)動画を見ることができるので、よりキレイな画質で動画を視聴したい人や、テレビやパソコンなどの大画面で視聴したい人にオススメです。
プレミアムプランは月額料金1,800円(税抜)と最も高い金額ですが、同時に視聴できるデバイス数が4つに増え、ダウンロードできる数も4つとなっています。HD(高画質)の他にも超高画質の4K動画を見ることができるので、NETFLIXを存分に楽しみたい人にオススメです。
オリジナル作品が充実
NETFLIXはオリジナル作品が充実しており、ここでしか見られない作品を多数視聴することができます。
例えば、今話題の「愛の不時着」はNETFLIXでの配信となっており、ジャニーズ事務所に所属する人気グループ「嵐」のドキュメンタリー「ARASHI'sDiary-Voyage-」もNETFLIXのオリジナル作品です。
その他にも話題の作品が見放題となっており、一日見ていても飽きません。
レコメンデーション機能を搭載
NETFLIXにはレコメンデーション機能といって、ユーザーの視聴履歴に基づいてオススメの動画をピックアップしてくれる機能です。
もちろん、他の動画サービスにも備わっている機能ではありますが、NETFLIXのレコメンデーション機能はその優秀さに定評があります。世界最大級の動画配信サービスであるNETFLIXは、多くのユーザーの視聴サンプルをデータ化し、統計的にどういった作品がその人に合うのかを判断し奨めてくれます。
見るものを迷っているときに、とても頼りになる便利な機能です。
おうちで映画をもっと充実させる厳選アイテム3選!
ここからは、家での映画視聴をもっと充実させるためのとっておきアイテム3つをご紹介していきたいと思います。
趣味の時間をさらに上質なものに大変身させるアイテムで、おうち時間を楽しみましょう!
プロジェクター
プロジェクターは、家を一気に映画館へと変身させる充実アイテム。ホームシアタープロジェクターを利用することで、お気に入りの動画を映画館のような大画面で視聴することができます。
プロジェクターを選ぶ際は、「レンズシフト機能」があるものオススメ!投影する画面の調節機能に優れ、どの角度からでも映像のゆがみなく楽しむことができますよ。
エプソン dreamio(ドリーミオ)EF-100
コンパクトでインテリアにマッチしやすいデザインが特徴のプロジェクター。Wi-Fiがあれば、この1台でインターネット動画を楽しむことができる優れものです。
部屋のスペースに合わせて画面サイズを合わせることができる上、縦置きにすれば天井に写すことも可能。エプソン独自の3LCD方式で高画質で視聴することができます。
価格は106,700円(税込)~となっており、部屋の雰囲気を邪魔しない白と黒の2色展開となっています。
(エプソン EF-100シリーズ:https://www.epson.jp/products/dreamio/ef100/)
BenQ ホームシネマ・プロジェクター
高性能なのに購入しやすい価格のBenQは、家庭用プロジェクターが人気のメーカーです。ホームシネマを楽しむためのプロジェクターは3シリーズあります。
BenQの特徴と言えば、とにかく色彩豊かなところ。映画監督が表現した色をそのままに細かいところまで鮮明に再現しています。画質にも定評があり、1フレーム830万ピクセルと、まさにシネマクオリティの画質で、大画面でクリアな映像を楽しむことができます。
価格は170,000円前後となっており、取り扱い店舗によって異なるようですので、リサーチしてから購入するようにしましょう。
(BenQ ホームシネマプロジェクター:https://www.benq.com/ja-jp/projector.html)
スピーカー
動画サービスを映画館のような臨場感溢れる音質で楽しみたい人は、スピーカーにこだわってみてはいかがでしょうか。
最近ではコンパクトでも高音質のものが多くスペースを取らないので、リビングはもちろん、寝室や書斎など部屋の規模を選ばずに設置することができます。
ヤマハ フロントサラウンドシステム SR-C20A
バーチャルサラウンド技術を採用することで、左右・中央・後方からの効果音を再現。まるで映画館で映画を見ているような臨場感溢れるサウンドを体感できます。
また、登場人物のセリフやナレーションなど人の声の音量だけを大きくし聞き取りやすくする「クリアボイス機能」を搭載。シニアの動画視聴を強力にバックアップします。
2020年10月販売予定、価格はオープン価格となっています。
(ヤマハ フロントサラウンドシステム:https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/sound_bar/sr-c20a/features.html#d1348315)
ソニー ウェアラブルネックスピーカー SRS-WS1
スピーカーはスピーカでも、こちらは首に掛けて使うタイプです。
デジタル処理されたクリアな音質とソニー独自の放射状に音が広がる設計で、限られたボリュームでも大迫力のサウンドを楽しめます。また、人間工学に基づいて作られているためフィット感があり、安定感のある装着感を実現。長時間使用してもストレスを感じることがありません。
肩に乗せていても周囲の音は聞こえるので、家族や友人とのコミュニケーションもしっかりと取ることができますよ。
ソニーストアで購入の場合、24,880円(税抜)となっています。
(ソニーウェアラブルネックスピーカー SRS-WS1:https://www.sony.jp/active-speaker/products/SRS-WS1/)
スマートテレビ
「プロジェクターやスピーカーなどを取り付けるのが煩わしい・・」「テレビの買い換えを検討している」という人は、インターネットに接続できるスマートテレビの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
現在では、ほとんどのテレビがインターネットに対応していますが、メーカーや機種によって利用できるサービスや機能が異なるので、動画サービスを使いやすいテレビを選ぶことが重要になってきます。
東芝 REGZA(レグザ)
東芝REGZAは、数あるスマートテレビの中でも動画配信サービスの対応数が多いのが特徴です。
今回ご紹介した動画サービスのU-NEXTやNETFLIXにも対応しており、NETFLIXに関して言えば、リモコンボタンひとつで手軽に楽しむことができるなど、シニアでも気軽に動画サービスを楽しめます。利用には各動画配信サービスとの契約が必要になり、契約が完了すると晴れて視聴可能です。
また、REGZAには「クリア音声」機能が採用されています。音源分離技術によって人の声が聞き取りやすいように作られ、映画やドラマのセリフやナレーションがハッキリと聞こえるようになっています。4Kテレビを選べば大画面でもノイズのない戦災で細やかな映像を見ることができますよ。
レグザオンラインストアでの価格は、4Kチューナー内蔵有機ELテレビが254,100円(税込)~、4Kチューナー内蔵液晶テレビは93,500円(税込)~となっています。
(東芝 REGZA:https://www.toshiba.co.jp/regza/detail/residence/type_e_vod.html)
パナソニック VIERA(ビエラ)
パナソニックのVIERAもまた、動画配信サービスの対応数が多いスマートテレビで、今回ご紹介した動画サービス、NETFLIX、Hulu、U-NEXTいずれにも対応しています。
VIERAは操作性に定評があり、見たい番組をすぐに探せる点が高く評価されています。NETFLIXは専用のボタンが付いており、その他のコンテンツもスマートフォンでアプリを探すように簡単に見つけ出すことが出来ます。音声検索機能も付いているので、機械操作が苦手なシニアも安心です。
https://youtu.be/l9RsCJYZHLA
映画館でも採用されている最新音声フォーマットに対応しているので家にいながら映画館の高音質を体感することができ、大画面で高画質の映像は迫力満点です!
パナソニックのオンラインストアによると、4K液晶テレビ101,530円(税込)~となっています。
(パナソニック VIERA:https://panasonic.jp/viera/)
今回は、定年後のシニアが家で映画を楽しむためのおすすめ動画サービスと、おうち映画を充実させる厳選アイテムをご紹介してきました。
動画サービスは、今話題の作品も昔懐かしいあの名作もどちらも見ることの出来る、シニアにとってとても便利なサービスです。
動画サービスを上手に活用して、ゆっくりじっくり、家での映画時間を楽しんでみて下さいね。