定年後のシニアの趣味として、読書は人気でおすすめです。
ただ、シニアの読書には「老眼」が付きもので、読書を楽しむためには上手に付き合っていく必要があります。そこで今回は、シニア向けの読書の便利グッズをご紹介!老眼でも大好きな読書を快適に行いたいという人は、ぜひ参考になさってみて下さいね。
そもそも老眼とは?どうしてなるのか?
老眼は、加齢に伴い目のピントの調節機能が低下し、遠くのものはよく見えるのに近くのものが見えづらくなる目の老化現象のことです。個人差はあるものの誰にでも起こる老眼は40歳前後から始まるとされ、目の水晶体の弾力が弱まることが一因とされています。
主な症状としては、「小さい文字が読みづらい」「薄暗いところで文字が読みづらくなる」「手元のピントが合いづらくなった」などがあります。
なお、老眼は近視の人はならないと言われていますが、そんなことはありません。老眼の自覚症状の現われる時期には個人差があり、近視遠視などの矯正方法によっても差が出るためそのように言われているだけで、実際は残念ながら近視の人も老眼にはなります。
老眼というと年齢を感じるせいか、あくまでも老眼鏡を掛けない!という人もいます。しかし、無理に近くを見ようとすることで目に過度な負担がかかり、眼精疲労や視力低下の他、頭痛、肩こりなどの弊害も引き起こす可能性があるため、老眼鏡などを活用して、目の負担を軽くすることが求められます。
老眼でも快適に!シニアの読書におすすめの便利グッズ5選
ここからは、老眼でも快適に読書を楽しめる、シニアにおすすめの便利グッズを5つご紹介していきましょう。
大好きな読書を存分に楽しむためのお助けアイテムを厳選しましたので、ぜひ読書のお供になさってみて下さいね!
Touch Focus(タッチフォーカス)
「タッチフォーカス」は、三井化学が製造販売する眼鏡。次世代のアイウェアとしてCEATEC JAPAN2018に出展され、最大の特長はワンタッチで遠近を切り替えられるところです。
フレームに埋め込まれているセンサーボタンをタッチすることで、リーディングゾーンを簡単に切り替えることができるので、いちいち眼鏡本体を切り替える必要がなく、読書に没頭することができます。
]フレームやカラーはシーンに合わせて選ぶことができ、洗練されたオシャレな大人を演出。センサーをオフにして、一日掛けたままでも快適に過ごすことができるので、シニアの目にも優しい作りとなっています。
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— NIKKEI STYLE MONOTRE (@nikkeistylemono) March 13, 2019
近いものが見えにくい老眼。新聞などを読むたびにメガネを外す手間も…。そんな不便をワンタッチで遠近を切り替えて解消する“魔法のメガネ”の秘密とは?https://t.co/1B2W4Nf7jl#日テレNEWS24 #theSOCIAL #老眼 #タッチフォーカス #メガネ pic.twitter.com/eSGSjEMmUP
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) October 24, 2017
年齢を重ね、暗い場所で焦点が合うまで時間がかかる。いわゆる老眼が顕著に始まったのだ。ハズキルーペやタッチフォーカスは便利だと教えてくれる。好意には本当に感謝してるし試してみたい気もします。が、加齢に伴う症状も楽しみの一つに加えてみようと私的なれど考えている。
— ニューロティカ (@NEWROTEeeKA) November 3, 2019
読書にはオーダーメイドの読書用の眼鏡がオススメ!
シニアの読書において必須となるのが老眼鏡ですが、せっかくならばオーダーメイドで作ってみませんか。
というのも、老眼と一言で言っても症状は人それぞれ異なります。微妙に見え方が異なるため、その人に合った老眼鏡を使用することで、快適な読書時間を楽しむこととができます。
最近では100円ショップなどでも老眼鏡を扱っており手軽に手に入れることができます。しかし、既製品の老眼鏡は左右のレンズがどちらも同じ度数となっており、片方の度数は合っていたとしても、もう片方の目が合っていなければ負担を掛けている恐れがあるのです。その結果、頭痛や眼精疲労などを引き起こしやすくなり、快適な読書時間を楽しむどころではありません。
より快適な読書の時間を楽しみたい方は、ぜひオーダーメイドの読書用眼鏡も検討してみましょう。
さばえルーペ
国産眼鏡の生産98%を誇る福井県鯖江市で作られる「さばえルーペ」は、眼鏡職人たちの作業用に作られたルーペ。羽根のように軽く、着けていることを忘れてしまう程の快適さのため、「天使の掛け心地」と評されています。
さばえルーペの最大の特長は、耳ではなく眉の骨で支えて使うという新構造のルーペというところです。眼鏡を掛けた上からでも使用することが可能で、跳ね上げて使うこともできるので邪魔になりません。
折りたたんで持ち歩けるので、旅行先でのくつろぎ時間の読書にも最適です。
掛け心地が柔らかいので締め付け感も感じず、広い視野を確保できるので、本を読み進めるのも苦になりません。
また、ルーペには他のタイプもあり、さばえルーペは掛けるタイプのルーペでしたが、手持ちタイプのルーペもあります。
例えば、一眼レフカメラなどでお馴染みのニコンでも読書用のルーペを製造販売しています。
ニコンの読書用の「ルーペLシリーズ」では、持ちやすいデザインとなっており、広い範囲を照らしてくれるLED照明が付いているので、暗い場所でも安心です。
カメラ技術で培われたレンズ性能も申し分なく、高精度非球面レンズを採用することによって文字などのゆがみを抑え、ストレスなく読書を楽しむことができますよ。
老眼鏡とルーペの違いは?
老眼鏡とルーペは混同されがちですが、役割や働きがまったく異なるものとなっています。
老眼鏡は、目の調節機能を補助する機能があり、近い場所を見るときにピントを合わせてハッキリと見ることができます。一方、ルーペは拡大鏡の役割があり、対象物を大きく見やすくすることができます。
つまり、ルーペは老眼鏡の代わりになる訳ではなく、むしろ、老眼鏡を掛けていても物が見づらくなった場合に活躍するアイテムと言えるのです。
老眼鏡とルーペを併用する際は、老眼鏡の度数をしっかりと把握しておくことが大事!老眼鏡の度数に対応する拡大率のルーペを選ぶことで、より快適な読書の時間を過ごすことが出来るでしょう。
kindle(キンドル)
キンドルは、世界的大手ECサイトのAmazonが提供する電子書籍サービスです。
キンドルは専用の端末(タブレット)となりますが、普通のタブレットよりも軽く、持ち運びしやすいのが特徴です。また、反射しにくいディスプレイとなっており、神の本と変わらずに快適な読書を楽しむことができます。
タブレットと聞くと、目に負担を掛けるブルーライトが気になるところですが、キンドルの場合、ブルーライトの影響を限りなくゼロに近い状態で抑えているため、目に負担がかかりません。
利用するためには、専用端末を利用する他に、アプリをダウンロードしてお手持ちのスマートフォンやタブレット、パソコンで利用することが可能です。Amazonへの登録が必要ですが、登録料はもちろん、無料で読める本も多数あるのでお財布の心配もありません。
登録前に、無料で試し読みすることもできますので、気になる人はそちらを利用してから検討してみてはいかがでしょうか。
実はシニアにこそ電子書籍がオススメなんです!
シニアの本好きの人は、紙媒体が好みの人も多いかと思いますが、老眼の人にこそ電子書籍はオススメと言えます。
というのも、電子書籍の場合、画面を操作することで文字の大きさを変えることができ、画面を明るくすることもできます。つまり、老眼鏡やルーペを掛けなくても手軽に読書を楽しむことができるという訳です。
老眼鏡を掛けた方が良いのは分かっているけど何となく躊躇している人や、そもそも眼鏡などを掛けるのが苦手という人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
めぐりズム 蒸気でホットアイマスク
老眼を抱えるシニアにとって、読書は目への負担が大きいものです。読書を快適に楽しむために、目へのメンテナンスも欠かせません。
という訳で、アイケア用品として「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」はいかがでしょうか。
約40℃の心地よい蒸気で目をほぐし、読書で疲れた目元を癒やします。座りながら、あるいは寝ながら行うことができるので、リラックス効果も絶大!約20分間の蒸気浴でスッキリとした目元に生まれ変わります。
また、同じように「あずきのチカラ 目もと用」も読書で疲れた目をほぐすのに最適なアイテムです。
適度な重さのある蒸気温熱ピロータイプで、フィット感がバツグン!あずきから発せられる天然の蒸気はじんわりと目元を温めて、じっくりと目のコリをほぐしていきます。
電子レンジで温めるだけですぐに使えて、約250回も繰り返し使用することができるので経済的です。
読書などで目を酷使したときは、目の周辺の筋肉が凝り固まっている状態で、目の乾きも感じやすくなります。しかし、アイケアをすることで、筋肉のコリがほぐされて血流が良くなり、目の不快感も軽減されます。
大好きな読書を快適に楽しむために、目へのケアも忘れずに行っていきましょう!
オーディブル
「オーディブル」は、先程ご紹介したキンドルと同じくAmazonが提供しているサービスで、読書は読書でも聞く読書。耳で楽しむ読書となっています。
老眼であっても思う存分読書がしたい!という気持ちはあっても、若い頃よりも目が疲れやすくなってしまい、躊躇してしまうという人もいるのではないでしょうか。そんな人にオススメなのが、オーディブルです。
プロのナレーターが朗読しているので聞き取りやすく、家事や移動中など他の作業をしながら聞くことができるので、読書を同時進行で楽しむことができます。
月額使用料1,500円が発生してしまいますが最初の1冊は無料となっており、聞いてみて印象と違ったなどの場合は交換、返却が無料で行えます。途中退会も可能なので、興味のある人はお試しになってみてはいかがでしょうか。
老眼が進むお年頃の私は、オーディブルで「平家物語」の全巻を何度も何度も聴くのが楽しみになっています。家事をしながらでも読書ができて、目も疲れないですし、読み手の方のプロの技には、自分で読書をする以上の世界観をみせて頂けるので本当にありがたいことです。 https://t.co/BCL2IOs3zj
— 古本ふみ (@HgfmlKDc1M6trNH) August 9, 2020
りあんさん
オーディブルは
おすすめだよー。作業しながら聴けるし
老眼で見えにくいストレスが
すこし解消される?— りこぱい?おはツイは愛❣️カラフル絵文字で元気を届ける人 (@ricopai422) April 7, 2020
老眼の進行を抑えるには眼を疲れさせないことと同時に、老眼鏡を使う時間をなるべく短くするというのも大事だと思う。ポイントは目の代わりに耳や口を使う時間を増やすこと。本はオーディブルや読み上げ機能で聴く、文章は音声入力を使う。情報技術をうまく活用することは、体を守ることにも繋がる?
— もよ@したたかに老いるアラフィフ (@mahirunowatashi) May 8, 2020
まとめ
今回は、老眼でも読書を快適にするための便利グッズを厳選して5つご紹介しました。
老眼と上手に付き合うためのアイテムや、老眼をケアするアイテム、老眼を逆手に取ったアイテムなどをご紹介してきましたが、今回ご紹介した便利グッズは60代向けのプレゼントとしても良く、喜ばれるものとなっています。
自分で購入するもよし、パートナーや家族、友人などにプレゼントするのにもオススメのものとなっていますので、老眼でも読書を快適に楽しみたいという人は、ぜひ参考になさってみて下さいね。